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2022.03.10 備蓄ナビ

防災フルコ

明日3月11日は東日本大震災から 11年 ですね。

この時期、スーパーやホームセンターの売り場で
防災グッズ を積極的に販売していたり、
メディアでも防災についての特集が組まれています。

”忘れない” ために出来ることは、災害への備えだと考え、
8月に続き、備えについてご紹介します。


防災グッズをそろえるというのはわかっているけど、
「量や必要な物の目安は?」
「我が家には、何が要る?」
というときに目安として参考にしていただきたいのが

こちらの↓
「東京備蓄ナビ」
 ※東京都以外に住む方にも役立つサイトです。


①家族構成(年齢別・性別を選択)
②住んでいるのがマンションか一軒家かを選択
することで、おおよそ3日から7日分の備えておいた方がいいものがわかります。

出た「備蓄リスト」は、共有したりプリントアウトが可能です。

備蓄リストから、まず家の中に、すでにある「備蓄」を確認しましょう
(持ち出し用と考えてなくても、自宅に備蓄があったりします)。

更に、買い足した方がいいものを確認します。


我が家は、このサイトを参考に
ポータブルストーブ(カセットコンロのガスで暖を取ることが可能なストーブ)を購入しました。


ポータブルストーブ

One action! 災害に備えて

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今年もまた、3月11日がやって来ました

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15,000人以上の方が犠牲となり、未だに2,500人以上の方が
行方不明となっている東日本大震災から、今年で10年

大きな津波から逃れ一命を取り留めた人達にとっても、さぞかし
長くて辛い10年だったんだろうと思います

東北地方の新聞に、震災前、震災後、現在の気仙沼市の
写真が掲載されていました

s-10year (3)2009年
s-10year (2)2011年
s-10year (1)2020年

三枚の写真を見比べながら、その中での人々の暮らしに思いを馳せると
胸が苦しくなるのを覚えます

豊かで楽しかった暮らしが、一瞬の津波と10日間以上燃え続けた火災で
跡形も無く失われて、10年後になっても未だ以前の賑わいや活気は戻って
来てはいないように思われます

更に写真をよく見ると、2020年の写真の右側に鉄筋コンクリート造の
集合住宅が何棟か造られているのが分かります

    10year (1)

震災発生後、住居を失った11万人以上の皆さんは、自治体等が建造した
プレハブの仮設住宅に住んでいました

その後、自身で住宅を建てたり他の地域に移住したりして、仮設住宅の
居住者は少しずつ減少していきました

そして、最終的な受け皿となっているのが災害公営住宅と呼ばれる住宅で
2020年の気仙沼の写真に写っているのもその一つです

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災害公営住宅は被災地を中心に計8県で約3万戸が整備されたそうですが
どれも近代的でしっかりした作りの様なので、仮設住宅とは比べ物にならない
安心と快適な生活が得られると思います

こうした生活を得られるまでに、10年もの時間を要したことは、住まいに係わる
仕事を生業とする者として、残念で申し訳ない気持ちになります

また同時に、人間にとっての住まいというものの重要性をひしひしと感じ
それに関わる事への大きな責任を再認識しています

ご高齢の方も多いようですので、新たな環境に慣れるのも大変かとは思いますが
一日も早く「住めば都」となる事を祈ります

「応援します、幸せハートフルライフ!!!」

  
2021.01.17 災禍に学ぶ
  hanshin (20)

新型コロナの報道に隠れがちですが、今日であの阪神淡路大震災から
26年になるんですね

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もう26年にもなるんだ、というのが直接被災していない者の実感ですが
それでも、あの日の朝の衝撃的なニュースを見た時のことは、今でも
はっきりと覚えています

  hanshin (19)

6000人を超える犠牲者と全半壊家屋約25万棟、10兆円を超える甚大な被害
そして、数字には表せない多くの人々の悲しみ、苦しみには計り知れない
ものがありました

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26年経ち、神戸は震災前以上に近代的で美しい都市に生まれ変わりました

そして、大きな犠牲は取り返しがつきませんが、阪神淡路大震災の経験は
私たちの安全・安心な生活のために、様々な面で活かされています

大きな事では、建築や土木構造物の設計が見直されて、より厳しい基準が
適用されるようになった等ありますが、それ以外に身近でも活かされています

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今では、様々な災害が発生するたびに「災害ボランティア」が活躍しますが
このボランティアが一般的になったのは、この震災がきっかけでした

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被災者はカッセットコンロを利用しましたが、メーカーによってガスボンベの
サイズや構成部品が異なるため不便が生じたことを教訓として、ボンベの
形状が1種類に規格化され、どのメーカーのコンロでも共通のボンベを
使うことができるようになりました

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水道のシングルレバー水栓は、大震災の前まではレバーを下げると水が出る
「上げ止め式」が主流でしたが、大震災でレバーに物が落下して水道水が
出っぱなしになるという事が多発したため、震災後はレバーを上げると水が出る
「下げ止め式」が主流となりました


神戸に住む人でも、震災を知らない人が半分以上となったと聞きましたが
人間社会では、自分の知らない事でも先輩たちが経験しカイゼンした事を
享受することが出来ます

大震災から26年経った現在、私たちは新型コロナに一年間も煩わされ続けて
いる訳ですが、これをしっかりと克服し、その経験を未来に活かせるように
していくのが、私たちに託された使命ではないか?
そんな思いに駆られた「1月17日」でした

「応援します、幸せハートフルライフ!!!」

  

何となくバタバタしてるうちに、12月になってしまいました( ‘o’)

例年ですと今頃、「今年の出来事」「今年の10大ニュース」とかの
テーマで盛り上がる時期ですが、、、

2020年については、新型コロナウイルス関連のニュース以外には
ほぼ頭に思い浮かばない、そんな気がしている方が多いかと思います

何かと気が重くなるような出来事が多かった中、ちょっと嬉しいニュースが

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©JAXA

はやぶさ2が6年間にも及ぶミッションをやり遂げて、遥か彼方の
小惑星リュウグウから、玉手箱を持って無事帰還した事ですよね( ^ω^ )

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©JAXA

玉手箱も無事に見つかりJAXAへの移送も完了し、これから解析が
進んでいくようですが、その結果も楽しみです


ご存知のように、はやぶさ2のプロジェクトは10年前に地球に帰還した
初代はやぶさプロジェクトをベースに、様々な改良を加えて実行されました

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はやぶさ ©JAXA

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はやぶさ2 ©JAXA

機体自体の外見は、アンテナの形状以外大きく変わってなさそうですが
イオンエンジンの耐久性だとか通信系統の増設であるとか、それ以外にも
ほぼ全ての部分に改良が加えられているそうです


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イトカワ ©JAXA

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リュウグウ ©JAXA

2回のプロジェクトで一番大きな違いは、対象とする天体

はやぶさは、イトカワという長辺が約535mのS型小惑星でしたが
はやぶさ2では、リュウグウという直径約900mのC型小惑星を目指しました

リュウグウは、イトカワと比較して有機物や水を多く含む天体と考えらていて
玉手箱の中身の解析結果が大変楽しみなところです


今回、他の国に先駆けて我が国が小惑星からのサンプルリターンに
二度続けて成功したことは、我々日本人にとって大変誇らしい事です

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©JAXA

そして、それ以上に私たちに感動を与えてくれたのは、初回はやぶさで起きた
様々なトラブル、そして何度も「ここまでか」と思わざるを得ないような局面でも
諦めずに、しつこく愚直に取り組み何とか帰還させた人たちの情熱

その経験を活かして、後を継いだ人達が計画実施したはやぶさ2での完ぺきと
いうべきミッションコンプリート

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©JAXA

初代はやぶさからプロジェクトに加わっている、津田雄一プロジェクトマネージャが
「100点満点でいえば、1万点です」と語ったのが、実に爽快でした

この「はやぶさプロジェクト」は、私たち日本人が最近失いつつある情熱、不屈の精神
カイゼンの心、、、そしてプライド  様々な「学ぶべきもの」が有るような気がします

幸い、初代はやぶさは様々な映画やドラマにもなっています

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新型コロナ禍で自宅にいる機会が増える年末年始休暇に、是非いかがでしょうか?

「応援します、幸せハートフルライフ!!!」


 

2020.11.20 それぞれの秋
「それぞれの秋」と聞いて、アリスの歌やTBSのドラマを連想した方は
それなりの年齢の方だと思います(笑)

それはさておき、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の勢いは
収まるどころか、ここに来て拡大傾向ですねぇー(゚д゚)

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第3波という言葉が飛び交っていますが、一日当たりの感染者数の
推移を見る限り、正にその通りだと思わざるを得ません

ただ、現段階では以前のような自粛要請は行わないというのが
国や一部を除く都道府県の方針のようですし、GoTo○○キャンペーンも
継続ということのようですね


そんな中、季節は秋の行楽シーズン真っただ中を迎え、各地の紅葉の
名所は多くの人達で賑わっているそうです

やはり日本人としては、季節の移ろいを自分の目で見て、その風情に
どっぷりと浸かりたい、と思いますもんね(*^_^*)

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という事で、私も先週末に紅葉を見に出かけました

例年は、香嵐渓や曾木公園等の有名所へ出掛けていますが、今年は
感染対策で人込みを避けての紅葉見物にしました

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上の写真は、白川町の佐見川峡、古い橋と真っ赤な紅葉、それに透き通った
渓流のバランスが見事でしたが、見ているのは私一人、独占です( ^ω^ )

2番目の写真は、偶然通りかかった昔の小学校の校庭のイチョウ

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某ゴルフ場のクラブハウス前

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その後向かったのは、苗木城跡

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最近少し注目されているようですが人出はまばらで、ちょうど見頃でした

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ゆったりと一日、気ままに車を走らせ、少し歩きながら紅葉を楽しみ
道の駅などにも立ち寄って、その土地の美味しいものにも手を伸ばす

名所の混雑も嫌いではないけれど、こんな一日も良いもんだなぁー
と思いました


そんなこんなしている時、頭に浮かんだのが「それぞれの秋」
今年は混雑を避けて、それぞれの秋を楽しむっていうのも一興かと、、、


ワクチンや治療薬もやがて世に出て、それ程怖がらなくても大丈夫な
病気になる日が来る事は間違いありません

でも、その日まだ少し先になるようですので、今は未だ感染防止に
留意されて、健やかにお過ごしください(´ω`人)


「応援します、幸せハートフルライフ!!!」